群数列の解法について

みなさん

こんにちは

SHINです。

 

 

今回は群数列についてお話します。

 

群数列とは、一般の数列を

群に分けたものを表します。

 

単純な数列でも群に分けた途端

一気に難しくなります。

 

f:id:morisamsam:20190401154052p:plain


なので多くの受験生が苦手としている分野です。

なのでこの単元をマスターして差をつけましょう。

 

それでははじめましょう!!

 

 

今回は具体的な数字を使って説明していきます。

 

まず単純な数列を求めます。

そのあとに

いろいろないろいろな解き方を説明します。

 

今回単純な数列の計算方法は省きます。

 

f:id:morisamsam:20190401153801j:plain

 

このような数列を使っていきます。

 

まず

よくある問題で、

第n群の初項または末項にはなんの数字が来ますか?

 

という問題ですが

どちらも考え方は同じです。

 

まず末項から考えていきます。

末項のほうは簡単です。

 

つまり第n項は各郡の項数を足し合わせたものです。

 

f:id:morisamsam:20190401161954j:plain

 

このようになります。

これは第n群の末項の項数を求めています。

なので末項の数は

ここで出てきた項数を最初のanに代入することによって出てきます。

 

 

次に初項の問題なのですが

末項の考え方を少し変えるだけです。

 

もし、第n群の初項が知りたければ

n-1群の項数に1を足してあげればいいだけです。

 

つまり

 

f:id:morisamsam:20190401163056j:plain

 

となります。

 

絵で説明するとこんな感じになります。

 

f:id:morisamsam:20190401163713j:plain

 

 

 

次は

n群の総和を求めよ。

という問題についてです。

 

総和は

n項の初項を利用します。

1/2 n(n-1)+1

は初項の項数なので

これを

一番最初に求めた、anの数列に代入します。

 

すると第n項の初項が出てきます。

anの数列の公差もわかっています。

今回の場合は2です。

 

初項、公差、第n群にはいくつの数があるのか

すべてわかっているので

 

等差数列の和の公式を使います。

覚えてますか?

 

f:id:morisamsam:20190401170911j:plain

 

これを使います。

こさえ覚えていれば代入するだけです。

 

f:id:morisamsam:20190401171503j:plain

 

 

ただこれだけです。

これだけなのに

多くの受験生はあきらめてしまいます。

 

ここまで取れれが上出来ですが

満点を狙っていきたい人ように

 

次回第n項は第何群の何項目?

という問題に取り組みたいと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。