一般的な漸化式の解法!

みなさん

SHINです。

 

 

今回は漸化式についてお話いたします。

まず

 

みなさん

漸化式とはどういうものかわかりますか?

 

 

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言葉で説明すると

an+!番目の数字は

αan番目の数字にdを加えた数です。

 

この形が基本なのでこれは覚えましょう!!

 

従来のセンター試験では

問題に漸化式が出てくることは

非常に多いです!


そして

2021年から実施される

大学入学共通テストにも

出題される可能性が非常に高いです。

 

なのでこの機会にマスターしましょう!

 

「頑張る 人 画像」の画像検索結果

 

それでは

解き方のポイントを

お話します。

 

漸化式の問題で一番最初にやることは

 

 

特性方程式を作る!!

 

です。

特性方程式とは

 

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このような計算をまず行う必要があります。

この式で使っていない適当な文字で置きます。

今回はAと置きました。

 

そのあとAでまとめて

A=の式に直します。

まずこれまでが準備段階です。

 

しかしここで注意点があります。

 

この特性方程式

 

これはテストの解答用紙に書いてはいけません!

 

特性方程式は本来高校で習う範囲ではありません。

なので大学によっては

減点されてしまう可能があるのです。

 

なので問題用紙に計算したり、

解答用紙に一度書いて消す、

このようなことをしなければいけません。

 

気を付けましょう!!!

 

 

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特性方程式を解くどうなるのか?

 

特性方程式を解いた後の形は

an+1 - A  = α(an - A)

このような形になります

 

なぜこのような形にしなければいけないのかは

展開したらわかります。

 

ほら

 

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元の形に戻りましたね。

 

この展開の作業は必要ありませんが

もしあっているのか不安になったとき

確かめの計算として使って下さい。

 

 

ここからは計算していきます。

 

あともう一つポイントがあります。

 

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ここでAの値を代入して計算してもいいのですが

今回はAのまま計算します。

 

 

ここで重要ポイント!!!

 

an+1 - A  = bn+1

と置くことです!!

 

an+1 - Aの数列をbn+1と見るのです!!

 

そうすると

 

an - A  = bn

となり、

計算が楽になります。

 

するとbnだけの等比数列になります。

 

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あとはこのようにb1を求めれば

bnの一般項がわかります。

 

そのあとは

先ほど置いたan - A  = bn

に代入をしてあげればanを求めることができます。

 

 

今回は漸化式の一般的な開放を開設しました。

 

次回は漸化式の中に定数のn乗がある漸化式の解説します。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。