みんなの忘れがちな階差数列について

みなさん

こんにちわ

SHINです。

 

今回は階差数列についてお話していきます。

 

前回の漸化式の問題でも出てきたように

かなり重要な内容です。

受験生が見落としがちな内容なので

頑張りましょう!!

 

 

 

階差数列とは

名前の通り階段のように上がっていく

数列のことです。

難しいところもありますが

このことを覚えていればほとんどの

問題は解けます。

 

では解説していきます。

 

 

 

階差数列とは隣り合う数の差が

等差数列または等比数列になってるものです。

絵で説明すると

 

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こんな感じで差を表しているのが階差数列です。

 

文字で分かりにくい人のために

具体的な数字でやっていきます。

 

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この後のanの求め方はどうなるのでしょうか?

結論から言いますと

 

 

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これには二つ重要なポイントがあります。

 

まず一つ目は

*マークのところです。

これを1以上にしてはいけません!!

 

なぜなら

 

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bn-1のところがb0になってしまうからです。

b0にならないために2以上という条件を付けます。

 

なのでn=1の時を別に計算しなければいけません。

 

 

二つ目はΣの上をn-1にしなければいけません。

これは、先ほどn=1を別で計算したので

一つ少ない数で計算しなければいけないからです。

 

ここまで抑えておけば後は計算するだけです。

 

 

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たったこれだけです。

 

 

そして階段になっているのは1段だけとは限りません。

 

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このように2段になっているときもあります。

 

しかし!

 

何の問題もありません。

先ほど説明した通りの手順を繰り返せばいいのです。

 

これが4段5段となっても繰り返せば問題ありません。

 

 

法則性が見つかるまで階段を探しましょう!!!

 

 

今回は以上になります。

少しでも解けるようになっていたら嬉しです。

 

次回はanが分母にくる数列についてお話しします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。